実際に現地へ旅行に行ってみて初めて
こんな素敵な観光地、食べものがあったの!?
もっと早く知りたかった!!
となること、ありませんか?
今回は、筆者の鳥取旅行の経験から、
もしもう一度鳥取市に行くなら、こんなルートで楽しみたい!
という観点で、鳥取市の観光コースを構築してみます。
鳥取市で抑えておきたい観光地・食事
鳥取市に旅行に行った私が
ここは行って・食べて大正解!
ここに行きたかった〜!!
と感じた、ぜひ行くべき・食べるべきな観光ポイントは以下の通り。
今回のルートでもばっちり抑えます!
鳥取市の観光地
- 鳥取砂丘コナン空港
- 鳥取砂丘
- 白兎神社(はくとじんじゃ)
- 仁風閣(じんぷうかく)
鳥取市で食べたいご飯
- すなば珈琲
- 砂プリン
- 海の幸
- 牛骨ラーメン
牛骨ラーメン、鳥取に行って初めて知りました。
すごい美味しそう……!!
鳥取市で1泊2日、観光しに行こう!と考えたら
旅行に行く人の想定
- 車の免許がない(運転できない)ので公共交通機関に頼りたい
- 有名なスポット、美味しい食べ物は一通り楽しみたい
- 関東近郊在住
- 混雑を避けたいので、平日に訪問予定
わたしのことです。
事前準備
素敵な旅は、事前準備から始まります。
鳥取市への旅行を思い立った時の準備事項はこちら。
- 往復の航空券を予約
- 鳥取駅周辺のホテルを予約
- スニーカー、靴下を用意
- 現金をたくさん用意
- 体調を整える
- (夏のみ)熱中症対策グッズを用意
往復の航空券を予約
航空券予約時は、間違って米子空港行きを取らないように気をつけましょう。
米子市と鳥取市、だいぶ離れてますので。
早く予約すればするほど安くなる「SUPER VALUE」シリーズでの購入がおすすめ。
鳥取駅周辺のホテルを予約
宿泊するホテルは、鳥取駅から徒歩圏内のホテルを取るのがおすすめです。
鳥取駅から出るバスに頼りまくるので、駅に行きやすい場所に宿を取ってください。
スニーカー、靴下を用意
スニーカーと靴下は、鳥取砂丘の散策時に必要です。
砂丘散策はもちろん、足が砂に埋もれるのでパンプスやヒールのある靴は避けましょう。歩きやすいスニーカーをおすすめしますが、歩き周る場合は砂が中に入ってしまいます。砂の感触を感じる裸足やサンダルもおすすめですが、夏場は砂が60℃近くの高温になることもあるので注意が必要!
初めての鳥取砂丘!事前に知っておきたい砂丘攻略法|鳥取市観光サイト
もし用意できるなら、砂が入り込みにくいハイカットスニーカーがおすすめ。
靴下は履き替えることを想定して、少し多めにパッキングしましょう。
現金をたくさん用意
鳥取市はバスをはじめ、観光施設などでも、現金支払いのみ対応の場所が多いです。
お札と小銭を多めに用意しましょう。
体調を整える・熱中症対策グッズを用意
砂丘に限らず、夏の鳥取はかなり暑いです。
観光地が屋外、または冷房を導入できない建物であることが多いのです。
筆者が鳥取を訪れたのは夏でした。
夏の鳥取、特に鳥取砂丘は本当に暑いです。
オーブンに入ったかと思うくらい暑かった……
特に初めて鳥取を訪れる方は、夏はなるべく避けるのがベター。
とはいえ、どうしても夏休みしか日程を確保できない!という場合もあるでしょう。
その際は日傘や冷感グッズ、スポーツドリンクなど、熱中症対策も万全に用意しておきます。
鳥取市1泊2日観光モデルコース【筆者考】
1日目
09:10 羽田空港 → 10:25 鳥取砂丘コナン空港
羽田空港発鳥取行きの航空機は、羽田空港第2ターミナルから発着します。
鳥取砂丘コナン空港に乗り入れているのが、ANA便のみなんです。
ANA便はほぼ第2ターミナルからの発着なので、必然的にここが指定されます。
空港到着時から、めくるめくコナンワールドに出迎えられて心躍ります。が、空港内を探索するのは明日にとっておきましょう。
空港に到着後は、鳥取駅行き直行バスに乗ります。
10:55 鳥取駅着
鳥取駅についたら、ホテルに荷物を預けます。身軽になった体で、鳥取駅バスターミナルへ行きましょう。
バスターミナルには、自販機やトイレを備えた待合室があります。
鳥取駅バスターミナルの待合室内には、両替機があります。
1,000円札、500円玉のみ対応で、いずれも全て100円玉にしてくれます。
ここで小銭を多めに作っておくのが、スムーズな旅のコツです。
鳥取砂丘行きのバスに乗り、終点の砂丘会館で降ります。
運が良ければ「サンドのラッピングバス」に乗れるかも。
土日の訪問時は「ループ麒麟獅子」バスが便利!
11:52 鳥取砂丘(砂丘会館)到着
砂丘会館に着いたら、まずは中の食堂で牛骨ラーメンを頂きましょう。
その後は食休みを兼ねて、砂丘会館の中でお土産を見て回ります。
この時点で買うと、砂丘探索のときに荷物になっちゃうので、ここでは見るだけです。
いろいろなお土産があって、見て回るだけの時間も楽しい〜〜!!
食休みを終えたら砂丘会館を出て、横断歩道をわたります。階段かスロープを上がったら、鳥取砂丘を堪能しましょう!
じっくり歩いて見て回るもよし、アクティビティを予約して参加するもよしです。
なお、入り口から左に歩いたテント付近では、ラクダと一緒に記念撮影ができます。
料金は、ラクダにまたがる場合は600円、またがらずそばに行って撮る場合は100円です。
なお、ラクダにまたがることができるのは、大人1名のみ。子どもは2名まで一緒にまたがれますが、大人の2人乗りはNG。
まあ大人2人が乗ったら、ラクダが重そうだし……
砂丘を歩いて堪能したら、リフトで「砂丘センター見晴らしの丘」まで上がりましょう。所要時間約5分、料金は大人片道300円です。
リフトからの景色もご堪能あれ!
リフトから降りて、高台から砂丘を見てみましょう。
砂丘センターで休憩してもいいですし、このまま砂の美術館に向かってもOKです。
砂丘センターからは、砂の美術館サブゲートがあり、そこから入場できます。
入場料は、大人1名800円。
サブゲートから入ると、屋外展示作品から見て回れます。屋外の作品を堪能したら、室内展示を見て回りましょう。
展示されている砂像の大きさ、迫力もさることながら、細部の美しさも素晴らしいです。
「本当にこれ、砂と水だけでできているの!?」と驚くこと間違いなしです。
ぜひ、1つ1つの作品をじっくり観察して回ってください!
砂の美術館を満喫した後は、メインゲートから退出し、砂丘会館方面に歩いていきます。
道中、「Totto」というプリンのお店があります。ここで砂プリンを購入し、持ち運び用の保冷バッグも追加購入しましょう。
16:50 鳥取砂丘(砂丘会館)発のバスに乗る
鳥取砂丘を余すところなく堪能したら、バスで鳥取駅に戻ります。
鳥取は日本海側の県なので、西日がとてもキレイかつ眩しい!
サングラスやつば広目の帽子があれば装備して、西日に備えましょう。
車窓から西日が容赦なく差し込んでくるので……
17:12 鳥取駅着
鳥取駅前に到着したら、駅付近のお店で海鮮をいただきましょう。
夕食後はホテルにチェックインします。
お部屋に着いたら、砂丘で買った砂プリンをゆっくり味わいましょう。
砂プリンは2度美味しいスイーツ。
- まずはそのまま、プリンを頂きます。
- その後は砂(粉末カラメル)をかけて、よく混ぜて食べます。
プリンそのものも、砂カラメルの感触も、
思わず「うんまぁ……」と声が出てしまうこと、間違いなし。
2日目
08:30 ホテルチェックアウト→鳥取駅
2日目の朝です。ホテルのチェックアウトをしたら、フロントに荷物を預けましょう。
まずは、鳥取駅からバスで白兎神社へ向かいます。
鳥取駅バス待合室で時刻を確認しましょう。
日ノ丸バス41系統(白兎海岸線)です。
08:45 鳥取駅 → 09:26 白兎神社
「白兎神社前」バス停留所で降ります。
バス停から道路を渡ると、白兎神社の大きな鳥居がお出迎え。
階段を登って、境内に入ります。
手水舎では「大黒さま」という童謡が流れています。昭和のニュース音声みたいな音質なのでびっくりしますが、気にせず手を洗ってください。
筆者が訪れた際は、柄杓がありませんでした。
感染症対策だと思われます。
手だけ洗うもよし、手に水をためて口まですすぐもよしです。
因幡の白兎神話にあやかった、皮膚病に効くお守りが授与品の中にあります。気になる人は社務所で頂きましょう。
10:00 道の駅 神話の里 白うさぎで休憩→歩道橋から淤岐ノ島を見る
白兎神社前から次の目的地「仁風閣」最寄りまでのバスが来る間、道の駅で一休み。
「道の駅 神話の里 白うさぎ」には、2代目白うさぎ駅長「縁(えにし)」ちゃんがいます。
ケージを刺激すること、フラッシュをたいて写真を撮ることは絶対NGです。
ただ眺めて、癒されましょう。かわいいよ。
道の駅にはお土産屋さん、休憩スペース、お手洗いがあります。時間によっては2階のレストランが空いているので、腹ごしらえをしても良いでしょう。
そして、バスの時間が近づいたら、歩道橋を渡ります。
1番海に近い曲がり角から、淤岐ノ島(おきのしま)を見てみてください。
「因幡の白兎」のうさぎが大水で流れ着いた島として伝えられています。
ここから、陸へ渡りたいうさぎが、ワニザメを集めて……というところから、お話が始まります。
この島がマサラタウン的な位置づけなんだね。
10:45 白兎神社 →11:16 仁風閣
白兎神社からバスに乗り、仁風閣へ向かいます。
白兎神社に行く時と同じ、日ノ丸バス41系統(白兎海岸線)です。
停留所は「西町」。
停留所から5分ほど歩くと、立派な洋館が見えてきます。
これが仁風閣です。
仁風閣がこの位置に建てられたのは、明治40年(1907)5月のことで、鳥取池田家の第14代当主池田仲博侯爵が、宮内省匠頭であった 片山東熊(かたやまとうくま)工学博士に池田家の別邸として設計を依頼し、工部大学校で片山博士の後輩にあたる鳥取市出身の橋本平蔵(はしもとへいぞう)工学士が監督しています。
仁風閣とは|仁風閣・宝扇庵
入館料は大人1名150円。
室内には仁風閣、池田家、鳥取市それぞれの関わりと歴史が分かる常設展示があります。
椅子が並べられた休憩スペースもあるので、歩き疲れたら座って休みましょう。
休憩スペースに長居するのは避けましょうね。
また、一部展示用の椅子もあるので、誤って座らないよう気をつけてください!
近くには鳥取県立博物館もあるので、時間に余裕があれば寄ってみるのもいいですね。
12:48 仁風閣 → 12:56 鳥取駅
再び西町停留所に行き、バスで鳥取駅に戻ります。時間と体力に余裕があれば、鳥取駅まで歩いて戻るのもいいですね。
駅に着いたら、昼食を頂きます。
牛骨ラーメン、海鮮丼……気分や待ち時間に合わせて、お店を選びましょう。
ここまでの昼食と昨日の昼食・夕食は、気分に合わせて入れ替えてもOKです。
食べたいものを頂いてください!
14:00 鳥取駅 → 14:20 鳥取砂丘コナン空港
ホテルのフロントから荷物を受け取り、駅から空港へ向かいます。
1日目と同様の直行バスに乗れれば良いですが、問題は路線バスに乗った時。後方席だとキャリーバッグ等の大きいカバンが入らないので、前側1人席を取りましょう。
路線バスは地元の方の足です。
迷惑をかけないよう気をつけましょう。
なお、見出しの時間帯は直行バスの時間です。
空港に着いたら、手荷物を整理して預けます。手元を身軽にしたら、空港内のコナンワールドを堪能しましょう。
空港内、どこもかしこもコナンだらけ……!
全貌はぜひ、ご自身の目でお確かめください!
コナンワールドを堪能したら、空港内のすなば珈琲でお茶しましょう。
飲み物に限りテイクアウトメニューもあります。時間がなさそうな時はそちらも活用してみてください。
すなば珈琲はフードメニューも豊富なので、ここで夕食とするのもありです。
18:35 鳥取砂丘コナン空港 → 19:55 羽田空港
大満喫の鳥取旅もいよいよ終焉です。出発と同様、到着場所も遠いです。
到着したらお手洗いに寄ってから、帰路に着くのが良いですね。
見て食べて学んで美味しい、鳥取市を観光で楽しもう!
以上、鳥取市1泊2日旅、理想のコースでした。
当日の天気や体調で、この通りにいかないこともあるでしょう。
しかし、そんなアクシデントの時こそ、あなただけのお気に入りスポットが見つかるチャンスです。
計画は立てつつ、旅先での思わぬ出会いも楽しんでくださいね!
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