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iPhone機種変更のクイックスタート、データ移行、初期化をレポ

iPhone機種変更のクイックスタート、データ移行、初期化でてんやわんや オタクのライフハック

この度、長年使っていたiPhone8とさよならすることにしました。

バッテリーの減りが異様に早くなったんですよね。

たまにタップが反応しないこともあり。

6年使って、いよいよだなと。

ということで、iPhone13を購入し、古いiPhoneを下取りに出すことにしました。

やっぱ、普段からハロプロ聞いてると、地球に優しくなりたくなっちゃうよね(?)

しかし、iPhone13への機種変更も、下取りのための準備も、てんやわんやでした。

有給休暇を取った丸1日、消えてしまいました

ここではその一部始終を記録し、2度と同じ目に遭わないように自戒します。

クイックスタートを始めるも、ソフトウェアアップデートが一向に進まない

まずつまづいたのが、iPhoneのクイックスタート。数時間かかりました。

どこがクイックじゃい!!!!!!

原因は、機種変前のiPhoneのiOSが、新しくするiPhoneのiOSより新しかったこと。

iPhone8の方はiOS16.7.1だったのですが、購入して届いたiPhone13のiOSは、それより古かったみたいです

おかげでデータ移行前に、新しいiPhoneの方でソフトウェアアップデートが開始。しかし、午前中5時間経っても、一向に終わらず。

しかし、ソフトウェアアップデートを中断してクイックスタートさせたところ、解決しました。

ソフトウェアアップデートを中断してクイックスタートさせる方法
  1. 新しいiPhoneの電源をオフにする(ソフトウェアアップデート中断)
  2. 新iPhone再起動後、クイックスタートが再開。
  3. クイックスタート手順中、ソフトウェアアップデートは「後で」を選択して手順を進める
  4. クイックスタート終了後、iOSをアップデート
    • 新しいiPhoneの「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で実施
  5. 新iPhoneのiOSが、機種変前iPhoneのiOSと同じなことを確認する
  6. 新iPhoneを再度機種変更前iPhoneに近づけて、クイックスタートやり直し

再度設定させたら、データ移行は30分とかかりませんでした。

午前中の苦労は一体なんだったんだ

しかし、昼間にうっかり予定を入れてしまったこともあり、データ転送に取り掛かれたのは午後。

このデータ移行が、さらなるドタバタ劇を呼んでしまうとは思いも知らず……

古いiPhone→新iPhoneへ各アプリのデータ移行・ダウンロード

iPhoneの機種変更を始めた日の午後には集荷が来るように予約していた、過去の私のことをめちゃくちゃ恨みました。

データ移行後、猛スピードであらゆるサービスの再ログインや本人確認を実施。

iPhone機種変更中のSIMカード差し替えタイミングはいつ?

データ移行後に、すぐ新しいiPhoneが使えるわけではありません。

データ移行から新iPhoneが使えるようになるまで
  1. データ移行で使用しているアプリ情報が新iPhoneに届く
  2. 使用アプリが新iPhoneにダウンロードされる(ここすごい時間かかる)
  3. アプリ内でサービスログイン等を実施する

なので、SIMカードを移すのは、新iPhoneのアプリダウンロードが終わった後が良いと思います。

上記、2と3の間の部分ですね。

理由は、新iPhoneでのアプリ・サービス再ログイン時にSMSを使えるようにするため

違う端末でログインすると、本人確認のため、電話番号を利用しSMSに確認コードを送るサービスが多いんです。

この時に、新iPhoneでそのまま確認できたほうが便利なんですよね。

SMSに手続き用のURLを送信してくるサービスもありますし。

そして、使用アプリがすべて新iPhoneにダウンロードされたら、各アプリ・サービスの再ログインや設定を行っていきます。

以下、私が利用している各サービスで必要だったこと(作業やりながら知った)をまとめます。

モバイルデータ通信の設定:機種変更後にPDP認証失敗と出てきたら

まず真っ先にやるべきなのは、モバイルデータ通信の設定。

専用のプロファイル削除や再インストールをする必要があります。必ず最初にやりましょう。これをしないと、Wi-Fiの無いところでスマホがインターネットに接続できなくなります。

モバイルSuicaなど使っている方は致命的なミスになってしまうので、必ずこの作業はやりましょう!

使用しているキャリアによってやり方は異なります。あらかじめ調べておくか、移行作業中に近くにPCがあると便利。

「PDP認証に失敗しました」と出てきたら、この設定を忘れている可能性が高いです。

Suicaやnanaco等電子マネー:機種変更前iPhoneのWalletから削除必須

続いて、Suicaやnanacoなど、iPhoneのWalletに入れて使用している電子マネー

これらは、新iPhoneで作業する前に、移行前のiPhoneのWalletから削除しておく必要があります

その後、新iPhoneでWalletを開くと、前のiPhoneで使ってた電子マネーを復元できます。

nanacoはアプリ内で7idパスワードが必要なので、思い出しておきましょう。

ちなみに、クレジットカードはクイックスタートでデータ移行中、各カードのセキュリティコードを聞かれます。手元にカードがある人は用意して、ナンバーレスカードの人は情報を控えておきましょう。

LINE:引き継ぎは機種変更前のiPhoneで設定・バックアップを忘れずに

いまや連絡手段として欠かせないLINE。機種変更後のiPhoneで使い始めるためには、LINEアカウントのパスワードが必要です。

ええ、LINEアカウントのパスワード忘れてました。詰みました。

しかし不幸中の幸い、過去の私はLINEアカウントにメールアドレスを設定していました。

移行前のiPhoneからメールアドレスを利用し、パスワードを再設定。電話番号とメールアドレスを、あらかじめLINEアカウントに紐づけておくのが重要です。

トークのバックアップは日頃のルーティンになっていたので、問題なく引き継げました。

毎朝のルーティン中にスマホのあらゆるサービスをバックアップしておくの、いざという時に役立つのでおすすめ

Kindle:新iPhoneでログインできない!?

iPhoneの移行作業中、1番戸惑ったのがKindleアプリ。

移行前のiPhoneでログイン状態だと、移行後のiPhoneでどんな操作をやってもログインが強制中断されます。「他の端末でログインしています」のようなポップアップも出ず、いきなりスタート画面に引き戻されます。

せめて原因を教えてほしかった……

解決策は以下の通り。

  1. 古いiPhoneのKindleアプリから、アカウントをログアウトさせる
  2. 新しいiPhoneのKindleアプリでログイン

Yahoo!乗換案内、PayPay:Yahoo! JAPAN IDで機種変更後も使える

こちらも今や生活に欠かせない、Yahoo!乗換案内とPayPay。

この2サービスは、どちらもYahoo! JAPAN IDを連携させていればそのID/Passでログインできます。

なお、PayPayもKindle同様、移行前iPhoneからログアウトしていないと、新iPhoneで使えないみたいです。古いiPhoneからログアウトしていないと、新しいiPhoneでPayPayアプリが起動すらしませんでした。

TimeTree:アカウントがあれば機種変更もすいすい

私が予定管理に使っているのが、TimeTreeというアプリ。

移行後のiPhoneで起動すると、まっさらなカレンダーが。

これから今まで登録したあの膨大な予定を手動で登録し直すのか……!?

と、焦りました。

しかし、こちらは古いスマホの電源を落とした後、これまで登録した予定データのダウンロードが始まり、ホッとしました。過去の私は、ちゃんとアカウントを作っていました。

焦らずいこう。

iPhoneの初期化ができない

こうして機種変更の処理をする中で、移行前のiPhone初期化というタスクだけが残っていました。

移行前のiPhone初期化は、すべての作業が終わった後に、最後にしようと思っていたのです。

なぜなら、移行前のiPhoneから、アプリで使っているメールアドレスなどを確認できるから。移行が確実にできたと確認した後で、初期化をしようと考えていました。

しかし、当初の私の予想を大幅に超えて、データ移行に時間がかかります。とうとう、集荷に来た宅配業者さんが自宅のチャイムを鳴らしました。

そのチャイムに

ありがとうございます、少々お待ちください

と応えながら、iPhone初期化を試みる私。

スクリーンタイムパスコードと「iPhoneを探す」が使えない

計画性皆無の私を、神はきっちりあざ笑いました。

iPhoneの初期化には、ロック解除のパスコードだけでなく、スクリーンタイムパスコードが必要だったのです。

私は、かつてダラダラスマホから脱却するため、スクリーンタイムパスコードを他人に設定してもらいました。その流れは「脱・スマホ依存のために私が試した5つの対策」にも書きましたので、あわせてご覧ください。

他人にパスコードを設定してもらったので、私は当然、スクリーンタイムパスコードを知りません。このスクリーンタイムパスコードが打てずに、iPhoneの初期化ができなかったのです。

そのため、初期化せず電源だけ切ったiPhoneを宅配業者さんにお渡ししました。

まず、下取り集荷に来る当日に、iPhoneのデータ転送をやるな、という話ですよね

なんとかiPhoneを引き渡した後、遠隔で初期化できないかな?と考えました。

そのアイデアは、過去の私が打ち砕きました。過去の私は、バッテリー節約のために「iPhoneを探す」をオフにしていました。

対象iPhoneの「iPhoneを探す」がオンになっていないと、自力での遠隔初期化はできません。

これはもう、完全に”詰み”ですね

結局、PCからiCloudにサインインして、AppleIDから該当のデバイスを削除。ひとまずは、これでよしとしました。

もしも、その状態でiPhoneを失くしていたら……?

私がスマホを初期化できなかったのは、様々な理由が重なってのことでした。

そして幸いだったのは、こちらから正式に依頼した下取りのためにiPhoneを手放した点です。

これが正規の業者じゃない取引の最中だったら、紛失や盗難だったら……と思うと、ゾッとします。

今回手放したiPhoneは、Touch IDとパスコードのダブル体制。とはいえ、何をどうやって突破されるかわかったもんじゃないのです。

何より古い機種なので、LINEの通知画面には友人知人の本名が映る危険が。

自分の個人情報だけが守られればいい、という意識でいてはいけないこと。現代ネットリテラシーの常識の1つです。

私のスマホが流出源となって、誰か他の人の情報が悪用されちゃうかもしれないからね

教訓:iPhoneの機種変更は、時間に余裕を持ってやろう

今回のiPhone機種変騒乱から学んだ、私の教訓です。

iPhone取り扱いの教訓
  • 自力で機種変更をする時は、計画的に行うこと
    • ソフトウェアアップデートや一部データの移行ミス等、柔軟に対応できるように、余裕を持って計画的に作業すること。
  • 手持ちのiPhoneの「iPhoneを探す」は必ずオンにする
    • 私がこれを切っていた理由は「電池を食うから」でした。しかし、そもそも電池切れで困ってしまうほどスマホを使っている時点で、別の危なさがあります。なにより、バッテリーが劣化してるんだったら、バッテリー節約ではなく、スマホをさっさと買い替えるのが1番良いです。

長い目で物事を考える癖が、自分も、スマホも救うんだなと思います。

6年ぶりに買い替えたiPhone、大切に使います!

電源OFFの習慣で、スマホのこと、愛したい(?)

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