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FP3級に合格した勉強法を振り返る

FP(ファイナンシャル・プランナー)3級に合格した勉強法を振り返る オタクのライフハック

先日実施されたファイナンシャル・プランニング技能士(FP)検定3級試験に合格しました!

この勉強を通して、資格勉強のやり方を身につけられたと思います。

どんな勉強法で合格できたのか、振り返ってみました!

筆者(といきんじゃくし)の知識レベル

お金の勉強の一環でFP3級の勉強・受験に挑戦。

金融系の仕事の経験はほぼなし。

参考書を最初に読んだときは何も頭に入らなかった。

FP3級勉強に使用した参考書・電卓

FP3級勉強・試験に必須!参考書・電卓を紹介

FP3級の参考書・問題集

参考書と問題集を1冊ずつ使用しました。私が利用したのは以下の「みんなが欲しかった!」シリーズ。

毎年改版されているので、最新版をよくチェックしておきましょう。

FP3級の試験要綱を満たす電卓

電卓は試験要綱の条件を満たすものを買いましょう。

私は近所の本屋さんで売っていた「カシオ 抗菌電卓 10桁 MW-102CL-N」という電卓を買って使いました。

今は簿記を勉強していますが、先生いわく

「CASIOかSHARPなら間違いない」とのことです!

FP3級を勉強する前に、まずは受験する団体を決めよう

FP3級を勉強する前に、まずは受験する団体を決めよう

FP3級を勉強する際は、取り組む前にやってほしいことがあります。試験を受ける団体を決めることです。

FP試験の特徴のひとつに、試験団体が2つある、ということが挙げられます。

FP試験の試験実施団体

違いは実技試験の出題形式・出題科目

実技といっても、お客様相手にロールプレイングをするとかではないです。

学科試験の内容よりも応用的になったペーパーテスト、と言ったところ。

出題形式

金財:事例形式5題

日本FP協会:マークシート・三者択一式20問

出題科目

金財:「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」のうちから1つ選択

日本FP協会:資産設計提案業務

私のおすすめは、日本FP協会での受験です。

合格率が高い、実技出題科目が1つだから迷わない、など理由は様々ありますが、「広く、浅い出題範囲のため、幅広く金融知識を勉強できる」のが一番の理由。

金財はどちらかというと、会社申し込みによる会社員の団体受験というのが多いようです。

そしてどちらの試験団体で受験するか決めたら、試験日程を確認して応募してしまいましょう。

先に〆切を設けた方が、勉強のモチベーションになります。

以下、日本FP協会の受験を念頭にお話します!

試験当日の流れをイメージ

試験の流れも、ざっくりでいいので理解しておきましょう。

FP3級試験の構成
  • 10:00〜12:00…学科試験
  • 13:30〜14:30…実技試験

  →どちらの試験も6割以上の得点で合格、資格取得

特徴として、学科試験は、開始から1時間経った時点で解答を提出して退出できます

試験当日の流れをより詳しくイメージしたい方は、「FP3級試験前日・当日の理想的な過ごし方」を参考にしてください!

FP3級の勉強方法:問題集を使ったアウトプットを重視しよう

FP3級の勉強方法:問題集を使ったアウトプットを重視しよう

受験団体を決めたら、いよいよ参考書・問題集を使って勉強を始めていきましょう。

勉強では基本的に、参考書読む→対応する問題集解く を繰り返します。

以下、具体的にどうやればいいのか解説します。

1周目

最初は参考書を順番に見る→問題集を解く

1周目は「とにかく早く走り切る」ことが大事です。

最初は聞きなれない単語ばかりだったので、参考書を最初から読んでいきました。

仕事柄詳しい部分がある!という人はそこからやるのがよさそうです。

そして、参考書をざっと読んだら、すぐに問題集を開きます。

対応する問題が載っているページの右側を赤シート+筆箱などで隠し、問題を解きます。

赤シートだけで隠してもいいのですが、

うっかり視界に入れた黒文字にヒントが書いてあることも多かったので、プラスアルファで隠しておくのが良いです。

解けなかった問題、覚えられなかった単語等はいったん気にせず、まず最後まで進めましょう。

なお、おすすめした問題集には、各分野ごとに実技試験の過去問が付いています。

金財の問題と、FP協会の問題がそれぞれ掲載されています。自分が受験する機関の問題を解きましょう。

解けなかった問題はいったんそのまま、次の分野に進みましょう。

まずは「最後まで進む」ことを最優先に勉強していきます。

最後の過去問を解いた後が大事!

全分野を読み問題を解いた(参考書を一周した)ら、問題集最後の過去問を解きましょう。

タイマーで実際に時間を測り、時間内に解き切って、答え合わせをします。

より余裕のある人は、実際の試験をイメージして、昼食をまたいで解いてみてもいいかもしれません。もちろん、今ではなくもっと後の段階でもOK。

解答は勘で書かず、わからない問題は?マークをつけるなどして飛ばします。

答え合わせで最も重要なのは、何点取ったかではありません。

「どの問題を間違えたのか」「どの問題があやふやなのか」を理解することです。

間違えた問題が、参考書のどのページで解説されているか確認し、付箋などで目印をつけます。

この作業をすれば、2周目以降の復習に力を入れやすく、苦手な点を効果的に潰すことができます。

付箋まみれになったFP資格試験参考書の写真

私が使っていた参考書は、分からないところだらけで付箋まみれになりました

2周目以降

解けなかった問題を解く

参考書2周目以降は、過去問で解けなかったところの目印部分のみを復習しましょう。

1周目と違い、すべての範囲をさらうわけではなく、ある程度知識がある状態で臨めます。

勉強方法は1周目と同様に、参考書確認→対応する問題を解く でOK。

どうしても覚えられない、間違ってしまうところは、参考書の該当部分をハイライトします。

参考書を見るくらいなら、スキマ時間でもできるので、こまごまと勉強時間を増やすことができます。

参考書は分厚くて持ち運びづらい……という方は、参考書の覚えたい部分をスマホで写真撮影して、スキマ時間に読む、という方法もありです。

購入した本の中身を写真撮影しても、上記のような用途で自分だけ利用するのであれば、著作権侵害にはあたりません。

誤ってSNS等にアップしないよう気をつけましょう。

覚えたら、写真フォルダから即削除で。

各章の間違えた問題も要チェック

1周目では飛ばした、各章の練習問題の間違いも徹底的に復習します。

間違えた問題があると「解けなかった!悔しい!」という想いが生まれます。特に何度も間違えてしまう問題に対して、その想いはどんどん強くなっていきます。

繰り返し繰り返し解き、悔しいという想いを持つことで、学習した知識を忘れにくくなります。

悔しいわ!!!!(アンジュルム楽曲風)

過去問は1周目と同様に解く

最後の過去問は、1周目と同様、タイマーで時間を測って解きます。

間違えた問題の確認も忘れずに。勘では解かないようにします。参考書(問題集)何周目でも同じ解き方をしてください。

何回も解くと「いっぱい解いたからもう過去問覚えちゃったな……」ということもあります。

そんな方は、各試験団体HPに過去問が掲載されていますので、そちらを解いてみましょう。

まとめ:FP3級はインプットよりアウトプット重視で、問題を多く解く!

FP3級の勉強・合格を通じて、私が学んだ資格勉強法は以下の通り。

  • まずは資格試験に申し込む
  • 参考書(問題集)1周目は、とにかく早く進める
  • 参考書(問題集)2周目以降は、重点的に間違い潰しをする
  • 過去問は勘で解かない

大切なのは以下の流れです。

  1. 問題の傾向と合格条件を理解して
  2. その条件を達成できるように繰り返し勉強する

本番の試験でなければ、何回間違えてもなんの不都合もありません。

特に学生時代に優等生だった人ほど、間違いが怖く、効率的に進めようとしがちです。しかし、自分の苦手が早く分かる分、間違いはお得とも言えます。

どんどんアウトプットを繰り返して、万全の体制で試験に臨めるようにしましょう!

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