先日、ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)検定3級試験に合格しました!
合格を掴んだ勉強法については、「FP3級に合格した勉強法を振り返る」にまとめましたので、こちらをお読みください。
この記事では、FP3級試験の準備と、当日の過ごし方を振り返ります。
その上で「こうしたらもっとよかったな」という理想的な過ごし方を考えました。
これから試験を受ける、受けようと思っている方、ぜひこの記事を参考にイメトレしてください!
筆者は2023年5月、日本FP協会実施の試験を受検し、合格しました!
FP3級試験の準備・覚えておくことは以下の通りです。
FP3級試験前日までにやるべき①:試験会場のロケーション確認
最寄駅・バス停、道のりの確認
まず最初に、試験会場の最寄駅・バス停とそこからの道のりをチェックします。
手元に受検票が届いたら、記載されている会場名でググりましょう。
会場の最寄駅・バス停は施設ホームページの「アクセス」ページで見るのが1番いいです。
(施設によってページ名は異なります)
乗換案内サイト・アプリだと、
会場より遠い駅・バス停を最寄駅として案内されることがあるんですよね。
道のりは乗換案内+GoogleMapストリートビューで確認します。
会場が遠方で泊まる必要がある場合は、ホテルや交通手段の手配も早めに実施しましょう。
試験会場付近の飲食店の確認
GoogleMapを開いたら、会場周辺の昼食を取れる場所もあわせて確認します。
勉強スペースを確保できる、カフェやファストフード、ファミレスなどがいいですね。
FP3級試験は昼休憩をまたいで午前午後で実施します。
休憩時間は単なる昼食時間ではなく、実技試験に向けた最後の復習の時間でもあります。
なので、勉強ができるスペースがあるところで昼食を取れるのがベストです。
試験会場でも昼食は取れるんですが、昼食+復習時間にはちょっと物足りない。
学科試験終了後の12:00〜12:45しか、会場で自由に動けないのです。
(12:45〜13:00は実技試験準備のため会場に入れない)
学科試験の開始1時間後(11:00)に解答提出して退室
→昼食をとったお店でそのまま勉強
がしたいので、昼食は会場外のお店で食べるのがベストです
営業時間が休憩時間(11:00〜13:00)に被っているかも確認しましょう。
会場がビジネス街にある場合は、お店が土日に営業していない場合もあります。
周辺にめぼしいお店がなければ、おにぎりやカロリーメイトなど軽食を買っておいたり、お弁当を作ったりする必要があります。
FP3級試験前日までにやるべき②:必要な持ち物を確認・準備
公式にアナウンスされている、必要な持ち物は以下の通りです。
1)受検票(本人確認書類に顔写真がない場合、証明写真を貼付)
2)本人確認書類
3)筆記用具(HBの鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
4)計算機
5)腕時計 ※音の出るもの、通信機能を有するものは不可。
※筆記用具・計算機・時計の会場での貸出しは行いません。
3級・2級FP技能検定 試験要綱|日本FP協会
2)本人確認書類 4)計算機 については詳しく指定があるので、公式HPや受検票で確認して用意してください。
これらの持ち物に加えて、以下のものも持っていきましょう。
- 勉強に使った参考書、問題集、ノート:最後の復習に使います
- 蓋付きのペットボトル飲料:試験中に机に置いて、適宜飲めます(2023年5月試験時点)
- 小銭:会場付近の自動販売機で、飲み物を追加購入できます
- 体温調節の出来る服装:無地のカーディガンやジャケットなど
前日夜には、持ち物はカバンにすべて入れた状態にしておきます。当日朝に慌てなくて済みます。
受検票と身分証明書は出しやすいところに入れておきましょう。
飲み物は蓋つきのペットボトルのみ試験中机に出せるので、スーパーなどで買っておきます。
ラベルに関してアナウンスはありませんでしたが、どうしても不安な方は剥がしておくといいかもしれません。
また会場は空調が効きすぎて寒い・暑いと感じることもあります。
試験当日の会場付近の天気を確認しながら、体温調節しやすい服装を考えておきましょう。
前日は早めに寝て、たっぷり睡眠時間を確保するのも忘れずに!
FP3級試験当日にやるべき①:とにかく早く会場に着く
いよいよ迎えた当日は、まずとにかく早く会場に着くことを意識して行動しましょう。
交通機関の遅れ・運休などを見越し、遅くても開場15分前(9:15)には現地に到着したいです。
早く着きすぎたら、会場内の以下の動線を確認しましょう。
- 会場〜昼食を取る予定のお店
- 会場〜お手洗い
- お手洗い〜昼食を取る予定のお店
私が受検した時もとても早く着いたので、実際に歩いて時間を測ってました
特に当日、会場付近の飲食店は席取りゲームになりがちです。
スムーズに動けるようにしておきましょう。
開場時間近くになったら、受検票記載の受験番号が、会場内のどの座席に割り振られているか確認します。
FP3級試験当日にやるべき②:試験前の準備を万全にする
試験会場の自分の座席に着いたら、まず必要な持ち物をすべて机の上に出します。
早めに着席したら参考書等で復習をしてもOKです。
ただ、問題用紙配布前までに、一度立ち上がって屈伸をしておくのをオススメします。
座りっぱなしは体に悪いですし、血流を良くしたほうが頭も働くからです。
試験開始20分前(9:40〜)に注意事項等説明があります。
注意事項の読み上げが始まったら、耳を傾けてよく聞きましょう。
FP3級試験当日にやるべき③:試験の流れ別にやることを把握する
10:00〜:学科試験開始後
いよいよ最初の学科試験がスタートです!
以下の点に気をつけて、問題を解いていきます。
- すべての問題に一度目を通すことを優先する
- 問題用紙は持ち帰れるので、自己採点用に目印をつけながら解く
- マークシートの記入ズレに要注意
最初は、全ての問題に目を通すことを優先して取り組んでください。
分からないところは問題用紙に印をつけて飛ばして、どんどん次を解いていきます。
解ける問題ではなく、解けなくて思い出したい問題に時間を割けるように取り組みましょう。
マークシートのずれには要注意です。
そして大事なことなので何度も書きますが、学科試験は開始後1時間で途中退室できます。
途中退室は、試験開始後60分経過時から試験終了10分前まで認めます。
退室は試験監督の指示に従ってください
3級・2級FP技能検定 試験要綱|日本FP協会
復習時間確保のため、学科試験は必ず1時間以内に解き終わりましょう。
ちゃんと勉強していれば、30分〜40分くらいで解き切れるはずです。
試験開始60分後に途中退室についてのアナウンスがあります。
会場の案内に従い、荷物を片付けて解答を提出しましょう。
会場を出たら真っ直ぐお手洗いに向かい、用を済ませたらすぐ昼食をとるお店へ行きます。
11:00〜13:10:昼食・休憩時間
時間があるので、昼食は好きなものを頼んでOKです。
ただ、午後眠たくならないように、脂っこいものはなるべく避けるのがベター。
よく噛んで食べるのも、消化と眠気対策に効果的です
昼食を食べ終わったら、実技試験の復習に取り掛かります。
これまで勉強をしっかりしていれば、苦手な部分、理解があやふやな部分が分かります。
時間が迫るまで、どんどん問題を解いて感覚を思い出しましょう。
スマホは基本触らずに、実技試験対策に集中します。
13:00には会場でお手洗いを済ませられるように動けるとベストです。
飲食店への忘れ物に注意!
試験開始20分前(13:10〜)に注意事項等説明がありますので、それまでに着席しましょう。
13:30〜14:30:実技試験開始後
解き方は学科試験同様です。
- すべての問題に一度目を通すことを優先する
- 問題用紙は持ち帰れるので、自己採点用に目印をつけながら解く
- マークシートの記入ズレに要注意
実技試験では電卓を使う問題が多く出てくるので、忘れずに机の上に出しておきます。
さすがに応用問題だけあって難しい問題が多いので、覚悟して取り組みましょう。
試験時間終了後は、会場スタッフが解答用紙を回収しに来ますので、その場で待機します。
また、受験者の多い大きな試験会場の場合、規制退場をすることがあります。
会場のアナウンスに従って、帰路につきましょう。
努力の成果を発揮するために、FP3級試験には準備万端で臨もう
以上、FP3級試験の受検準備・当日の理想的な過ごし方をご紹介しました。
FP3級試験の準備・覚えておくことは以下の通りです。
資格試験を受けた経験があまりない方にとっては、戸惑う部分もあると思います。
私も最初、試験要綱を見て「途中退室って何!?」ってびっくりしました
当日に慌てると、焦りから頭がうまく働かず、せっかく頑張った成果が出せないかもしれません。
「備えあれば憂いなし」です。準備を万端にして、試験に臨んでください!
これを読んだみなさんが、FP3級試験に合格できますように!
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