私は大学4年間、和楽器サークルに所属してお箏に触れていました。
しかし社会人になって奨学金の返還が始まり、お月謝が払えなくなり、断念。
収入が上がったら箏を再開しようと考えて色々調べていますが、なんだかハードル高く感じる。
そう思った理由を考えてみました。
和楽器開始・再開のハードルが高い理由①:どこで和楽器を習えるかわからない
まず最初に思ったのが「探しづらい」ということ。
近所のどこに教室があるのか分からないのです。
Google Mapsで「箏 教室」で探して、やっと自宅や職場近くの教室が見つかったりします。
しかし、ストリートビューで見ると看板の出てない個人宅だと、電話するのも気が引けてきます。
電話、苦手なんですよね……。
教室のホームページがあればまだとっつきやすいのですが、無いことも多いです。
雰囲気が分からないと、不安が勝ってしまいますね。
和楽器開始・再開のハードルが高い理由②:いつ習えるのかわからない
つづいて「いつ習いに行けるのか分からない」ということです。
先述の通り、ホームページがあってそこに記載があれば分かりやすいです。
困ってしまうのは以下のパターン。
- ホームページがあるけれど「詳細はお電話ください」と書かれている
→電話して自分の希望と違ったら断りづらい。
- Google Mapsの所在地情報のみで、他の情報が何もない
→まずどうアプローチしていいか分からない。
ヨネスケばりに突撃すればいいのかな(?)
体感、ホームページに情報がしっかり載っているところほど、平日しかお稽古やってない気がします。
どうして……私は週末休みの会社員だから週末しか空けられないのに……
和楽器開始・再開のハードルが高い理由③:お月謝が何円か分からないor高い
私が現在諦めている一番の理由がこれです。「お月謝が不明or高い」です。
ホームページがあるところも、お月謝がいくらなのか書いていないところもあります。
月にいくら支払うのか分からないと、いくら節約・貯金すべきか、という目標が立てられません。
もちろん理想はお月謝の額を気にせず、習いたいところで習うことです。
奨学金の返還さえなけりゃあな、と思うこともたくさんあります。
それでも今お金が足りない現状、「お箏を習う」という目標を決めて貯めざるを得ないのです。
あと、なんでもかんでも電話で聞かせようとするのなんなんですかね。
電話苦手なのでしんどいです。
結論:情報不足過ぎて、ハードル高く感じる
和楽器を習うハードルが高い理由を考えた時、一番の原因は「情報不足」だと思います。
必要な「5W1H」のうち、過半数くらい足りてないもんね。
習うために必要な情報が手に入れづらい、手に入らない状況が、ハードルを高くしていると感じます。
これは完全な推測ですが、「紹介制」の名残があるのではないでしょうか。
すでに習っている人がご友人、ご家族を紹介することで、生徒を呼んでいる。
という仕組みが残っているままで、他には門戸を広げていないのかな、と考えます。
しかし、住む場所も仕事も流動的な今、その制度では維持しづらいのではないでしょうか。
……お金持ちにはそんなの関係ないのかな……??
今後、生徒不足で和楽器を習える教室が縮小して、ますます敷居が高いものにならないように、なにか対策してほしいと思う今日この頃です。
……と書いてみましたが、違いますね、私がとにかくお箏再開したい!!ウワァン!
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